人口に膾炙する
《膾 (なます) と炙 (あぶりにく) とが、だれの口にもうまく感じられるところから》人々の話題に上ってもてはやされ、広く知れ渡る。「—◦した名言」
沈香も焚かず屁もひらず
特によいところもないが、悪いところもなくて、平々凡々であることのたとえ。
じんこういどうほうこく【人口移動報告】
《「住民基本台帳人口移動報告」の略》住民基本台帳を基に、都道府県や市区町村の転出者数・転入者数についての統計。総務省統計局が集計し、毎月公表する。 [補説]日本国籍を持つ住民が対象。
じんこうえいせい【人工衛星】
ロケットで打ち上げられ、地球や月など太陽系の惑星の周囲を公転する人工の物体。ソ連が1957年に打ち上げたスプートニク1号が最初。
じんこうえいせいほけん【人工衛星保険】
人工衛星やロケットが偶然の事故により被った損害などを塡補する目的の保険。例えば、打ち上げ前や保管中に人工衛星が破損した場合、打ち上げに失敗して人工衛星が滅失した場合、人工衛星が軌道から外れて確認できなくなった場合などに補償される。
じんこうえいよう【人工栄養】
1 口から栄養がとれないとき、注射・点滴・浣腸 (かんちょう) などによって人工的に栄養を補給すること。生理的食塩水・ぶどう糖液などが使われる。 2 母乳だけで新生児・乳児を育てる母乳栄養(完全母乳)や、母乳と人工乳(粉ミルク)の両方を用いる混合栄養に対して、人工乳だけで新生児・乳児を育てること。⇔自然栄養。
じんこうオーナス【人口オーナス】
《「オーナス(onus)」は重荷・負担の意》一国の人口構成で、高齢人口が急増する一方、生産年齢人口が減少し、少子化で生産年齢人口の補充はできず、財政、経済成長の重荷となった状態。→人口ボーナス
じんこうおきかえすいじゅん【人口置(き)換(え)水準】
⇒じんこうちかんすいじゅん
じんこうかいすい【人工海水】
海水と似た組成で塩類を溶かし込んだ水。海産生物の飼育などに用いる。
じんこうかんみりょう【人工甘味料】
天然には存在せず、人工的に合成して作った甘味料。食品衛生法によって規定される。アスパルテーム、スクラロースなどが知られる。合成甘味料。