上代服装の一つで、袖口 (そでぐち) を結ぶこと。また、その紐 (ひも) 。

[形][文]たゆ・し[ク]
  1. 疲れて力が出ない。だるい。

    1. 「腕の—・くなるのも苦にせず」〈佐藤春夫晶子曼陀羅

  1. 気がきかない。心の働きが鈍い。

    1. 「あやしく—・くおろかなる本性 (ほんじゃう) にて」〈・若菜下〉

[派生]たゆげ[形動]

出典:青空文庫

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