武蔵 (むさし) 国の異称。また、その東部

その地域の東よりの部分

舞楽番舞 (つがいまい) 上演するとき、初めに舞う左方の舞に対し、あとにそれと組み合わせて舞う右方の舞。

[名](スル)足拍子をとって舞をまうこと。また、その舞。舞踏
  • 「恰もフロレンスの—するを好まざるが如し」〈織田訳・花柳春話

頭の部分。また、物の先端部分。あたま。「仏像の—」

《「たまう」あるいは「たぶ」の音変化で、主として平安時代に用いた》

[動バ四]
  1. 「与える」「授ける」の意の尊敬語。上の人から下の人へ与える。お与えになる。くださる。「たまう」よりも与える相手を低める気持ちが強い。

    1. 「それは隆円に—・べ」〈能因本枕・九七〉

  1. 尊者に対する会話などで自己側の動作に用い、第三者にくれてやりますの意を表す。

    1. 「越の国へまかりける人に酒—・びけるついでに」〈後撰離別詞書

  1. 動詞の連用形に付いて、その動作の主を尊敬する意を表す。…なさる。「たまう」よりも敬意は低い。

    1. 御館より出で—・びし日より」〈土佐

[動バ下二]
  1. 「食う」「飲む」の意の謙譲語。飲食物を上位者からいただく。たべる。

    1. 「大御酒 (おほみき) など—・べて」〈古今離別詞書

  1. 話し相手に対し、自己の飲食する意を、へりくだりあるいは丁寧にいう。たべる。

    1. 「この酒をひとり—・べんがさうざうしければ」〈徒然・二一五〉

出典:青空文庫

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2023年12月