デッドロック【deadlock】
1 交渉などの、行き詰まり。膠着 (こうちゃく) 状態。「—に陥る」 2 コンピューターで複数のプログラムが動作している際、プログラム間で互いの処理終了を待つなどして、半永久的な待機状態になること。ハングアップの原因になることが多い。 [補説]「交渉はデッドロックに乗り上げた」という言い方は、lock(錠前)をrock(暗礁)と混同したところから生じたもの。
デッドボルト【dead bolt】
ドアなどの錠を構成する部品の一。施錠するとき、ドア側の錠ケースから突出し、ドア枠側の穴(ストライク)に差し込まれる、かんぬきの部分。→ラッチボルト
デッドセクション
《(和)dead+section》電車の路線上で、電流や電圧などが異なる二つの架線をつなぐ部分に設けられる無給電区間。死電区間。無電区間。死区間。
デッドリンク【dead link】
⇒リンク切れ
デッドゾーン【dead zone】
海や湖沼で発生する無酸素、貧酸素の水域。生物が生息できないほど溶存酸素量が低下している。地球温暖化や富栄養化のほか、浚渫 (しゅんせつ) や土砂採取による窪地の形成など、人間活動に由来するものもある。死の海域。死の水域。
デッドタイム【dead time】
1 機械や従業員などの休止時間。ダウンタイム。 2 機器類などで、応答や反応がない時間。不感時間。 3 カーリングの試合で、全体の半分のエンドを終えた際に設けられる休み時間。10エンドであれば第5エンド、8エンドであれば第4エンド終了後。通常は7分間。ハーフタイム。
デッドコード【dead code】
コンピューターのソースコードで、プログラムの実行上、意味のない部分。条件分岐の記述の誤りによって実行されない部分や、呼び出されないサブルーチンなどは到達不能コード、実行しても意味のある変化を起こさないものは冗長コードともいう。