マントルたいりゅうせつ【マントル対流説】
マントル内にきわめて緩やかな熱対流が存在し、これが地殻運動の原動力になっているという説。1930年代に英国のA=ホームズらが造山運動や海嶺・海溝の形成、大陸移動などを説明するために提唱。→プルームテクトニクス
マントルウエッジ【mantle wedge】
沈み込むプレートと直上のプレートに挟まれた、くさび型状のマントルの領域。海洋プレートが沈み込む場合、マントルが水和して部分融解が生じ、浮力をもって初生マグマとして上昇する。
マントルヒーター
《(和)mantle+heater》ガラスなどの耐熱繊維で被覆した電熱線を、保温材で包み込んだ加熱・保温装置。フラスコなどの実験器具をはじめ、容器や管を内部に収めたり包み込んだりして用いる。局所的な加熱を防ぎ、全体を温めることができる。ジャケットヒーター。
マントルベディング【mantle bedding】
火山砕屑物が地表面に同じ厚さで降り積もった地質構造。マントルベッディング。