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一日之長の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

一日早く生まれた意。少し年長であること。転じて、ほんの少し経験があり、技能などが他よりわずかにすぐれていること。自分経験・能力・技能などを謙遜けんそんしていう語。▽「日」は「にち」とも読む。
出典
『論語ろんご』先進せんしん。「吾が一日も爾なんじより長じたるを以もって、吾れを以てすること無かれ」(私がお前たちより少し年が上だからといって、遠慮をしないでくれ)
用例
男女関係に一日の長ある年上の女として相当の注意を与えて遣りたい。<夏目漱石・明暗>

一日之長の解説 - 学研 四字熟語辞典

一日先に生まれたこと。年齢がわずかに多い意から、知識技能経験などが人よりいくらか勝っていること。
注記
出典の「吾が一日も爾なんじより長じたるを以もって、吾れを以てすることなかれ」による。「一日」は、「いちにち」とも読む。
出典
『論語ろんご』先進せんしん
用例
勿論文辞に於ては寂心に一日の長があり、法悟に於ては源信に数歩の先んずるものが有ったろうが、〈幸田露伴・連環記〉
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