出典:gooニュース
世界経済貿易摩擦指数、24年12月は高水準
【新華社北京2月28日】中国国際貿易促進委員会が28日の記者会見で発表した2024年12月の世界経済貿易摩擦指数は106で、高水準で推移した。世界の経済貿易摩擦関連措置の対象額は前年同月比3.7%減、前月比4.7%増となった。 国・地域別に見ると、インド、ブラジル、米国の経済貿易摩擦指数が調査対象となる20カ国・地域で上位3位を占めた。
楽観ムード後退=世界経済、先行き不透明―東京市場
トランプ米大統領の関税政策が世界経済の先行き不透明要因として改めて意識されている。就任直後、市場関係者は「交渉の場に引きずり出すための招待状」(銀行系証券)と高をくくっていたが、矢継ぎ早に打ち出される追加関税に楽観ムードは後退。28日に急落した日経平均株価は3万5000円程度まで水準を切り下げるとの見方も出ている。
世界経済の減速回避へ討議=G20財務相会議が開幕―米は欠席、議長国「協調を」
トランプ米政権の高関税政策がインフレを再燃させると懸念される中、世界経済の減速を回避するため各国が協調できるかが焦点だ。 ただ、ベッセント米財務長官は欠席し、議論がどの程度進むかは不透明。議長国を務める南アのラマポーザ大統領は冒頭の演説で、「世界的に不確実性と緊張が高まっている今、G20メンバーの協調がこれまで以上に重要だ」と訴えた。
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