かかりいん【係員】
官庁や会社で特定の仕事を受け持つ職員。
かかりかん【係官】
官公庁で、一定の事務を担当している人。係の役人。
かかりじょし【係(り)助詞】
助詞の分類の一。文中にあって、述語と関係し合っている語に付属して、その陳述に影響を及ぼし、また、文末について、文の成立を助ける働きをする助詞。口語には、「は」「も」「こそ」「さえ」「しか」「しも」「でも」などがあり、文語には、「は」「も」「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」がある。かかりことば。けいじょし。→係り結び
かかりちょう【係長】
官庁・会社などでの役職の一。その部署の係員の長で、普通は課長の下の地位。
かかりむすび【係(り)結び】
文語文で、文中に係助詞が用いられる場合、それに応じて文末の活用語の形態に変化の生じる現象。 [補説]狭義には、上に「風ぞ強き」「風なむ静かなる」「風や出づる」「風かやまざる」のように「ぞ」「なむ」「や」「か」を用いると連体形で結び、「風こそ出づれ」のように「こそ」を用いれば已然形で結ぶことをいうが、広義には、疑問詞に対する連体止めや、「は」「も」に対して終止形で文が結ばれることも含まれる。