くりからおとし【倶利迦羅落(と)し】
1 倶利迦羅竜王が剣に巻きついた形のように、螺旋 (らせん) 形に回りながら落ちること。 2 源義仲の軍が、平維盛の軍を倶利伽羅谷の谷底へ攻め落としたこと。
くりからふどうみょうおう【倶利迦羅不動明王】
⇒倶利迦羅竜王
くりからみょうおう【倶利迦羅明王】
⇒倶利迦羅竜王
くりからもんもん【倶利迦羅紋紋】
背中に彫った倶利迦羅竜王の入れ墨。また、その入れ墨をした人。転じて、入れ墨。
くりからやき【倶利迦羅焼(き)】
鯛 (たい) のひれを串 (くし) に巻きつけて焼いた料理。正式の膳部 (ぜんぶ) に用いる。
くりからりゅうおう【倶利迦羅竜王】
不動明王の化身としての竜王。形像は、岩上で火炎に包まれた黒竜が剣に巻きついて、それをのもうとするさまに表される。剣は外道 (げどう) の智、竜は不動明王の智を表したものという。倶利迦羅明王。倶利迦羅不動明王。倶利伽羅。