きょうどういごん【共同遺言】
同一の遺言証書によって、二人以上の者が遺言すること。民法上は無効とされる。
きょうどううんこう【共同運航】
複数の会社が、各社の船・航空機を相互に利用して運航すること。→コードシェア
きょうどうかいそん【共同海損】
船舶および積み荷に対する共同の危険を免れるために、船長が船舶または積み荷について行う処分によって生じた損害および費用。海難による沈没を防ぐため、積み荷の放棄や船舶の乗り上げなどをした場合、その損害や費用は各利害関係者が公平に分担する。→単独海損
きょうどうきぎょうたい【共同企業体】
⇒ジョイントベンチャー
きょうどうこう【共同溝】
電気・電話・上下水道・ガスなどのケーブルや管などをまとめて収容する道路地下の施設。
きょうどうさしおさえ【共同差(し)押(さ)え】
多数の債権者が、同一の債務者に対して同時に行う差し押さえ。
きょうどうしせつぜい【共同施設税】
共同作業場・共同集荷場・汚物処理場などの共同施設の費用に充てるため、その施設の利用者・受益者に課する市町村税。
きょうどうしっこう【共同執行】
同一の債務者に対し、多数の債権者が共同して同時に差し押さえなどの強制執行をすること。
きょうどうじっし【共同実施】
京都議定書による京都メカニズムの一。温室効果ガスの排出量削減義務のある先進国が共同で排出量削減事業を行い、実際に削減事業を行った国で生じた排出削減量を、投資を行った先進国へクレジットとして移転させる仕組み。JI(joint implementation)。
きょうどうしはい【共同支配】
法律上、数人の支配人を置き、その数人の共同でなければ代理権を行使できないとする方法。支配人の広範な権限の濫用の防止を目的とする。