出典:gooニュース
学術会議側、独立性確保へ特殊法人化法案に修正要求 一部野党同調で審議に影響の可能性
日本学術会議の法人化に向けた関連法案が18日、衆院本会議で審議入りした。法案は学術会議を現行の「国の特別機関」から特殊法人に移行させ、独立性を担保する狙いがある。一方、学術会議側は法案の修正を求める決議を15日の総会で可決した。一部野党も学術会議側に同調して法案への反発を強めており、今後の審議に影響を与える可能性もある。
日本学術会議、特殊法人化法案の修正求める決議
日本学術会議は総会を開き、学術会議の特殊法人化法案について修正を求める決議が行われました。日本学術会議を巡っては、内閣府が独立性・自律性を高めるとして、位置づけを現在の国の特別機関から特殊法人化し、政府が会員選考に関与しないことなどを法案にまとめ、先月国会に提出しました。
文理対立で分裂の懸念、学術会議「法人化」で揺れる
多数決では存在意義問われる状況に 日本学術会議が分裂するのではないかと懸念されている。学術会議法人化法案の国会審議が始まる直前の14日から学術会議の総会が予定されている。ここで法案への姿勢を表明するか文系と理系で割れているためだ。学術会議の法学委員会は法案が受け入れられる余地はないと表明した。
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