じっせんきゅうこう【実践躬行】
[名](スル)《「躬」はみずからの意》実際に自分自身で行うこと。
じっせんしんがく【実践神学】
キリスト教神学の一部門。教会固有の実践活動に関する理論および技術の学。牧会学・宣教学・説教学・礼拝学・教会法・教会教育学などを含む。応用神学。
じっせんてき【実践的】
[形動]自分で実地に行うさま。実行するさま。「理論の正しさを—に裏づける」
じっせんてつがく【実践哲学】
実践的な事柄を対象とする哲学。意志的行為の領域で、あるべきこと、または、なすべきことを規定する哲学で、狭義には倫理学・道徳哲学をさし、広義には政治・法律・経済・技術・芸術などの分野の哲学的考察を含む。また、通俗的には日常生活上の指針となる哲学をさす。→理論哲学
じっせんりせい【実践理性】
《(ドイツ)praktische Vernunft》カント哲学で、自律性をもち、経験的動機に依存せず、先天的な道徳法則によって意志を規定する理性。⇔理論理性。→純粋理性
じっせんりせいのようせい【実践理性の要請】
理論理性によっては証明できないが、道徳的実践における無条件的な命令を根拠づけるために、実践理性が不可欠のものとして承認せねばならない、自由、魂の不死、神の存在の三命題。
じっせんち【実践知】
実践の場で、状況を的確に認識し、適切な判断を下す能力で、経験の積み重ねによって形成されるもの。