循環端無きが如し
《「孫子」兵勢から》物事はぐるぐる回っていて、どこが初めでどこが終わりなどと決められないということ。
じゅんかんがたしゃかいけいせいすいしんきほんほう【循環型社会形成推進基本法】
環境基本法の理念に則り、循環型社会をつくるための基本原則を定めた法律。国、地方公共団体、事業者及び国民の役割・責務を明記し、循環型社会形成推進基本計画を策定するなどし、循環型社会形成を推進する。平成12年(2000)成立。本法では、リデュース(廃棄物の発生抑制)→リユース(再使用)→リサイクル(再生利用)→熱回収→適正処分という処理の優先順位を明確にし、廃棄物等のうち有用なものを循環資源とした。製品の生産者は製品の再利用や処理についても責任を負うという拡大生産者責任の原則が規定された。→廃棄物処理法 →資源有効利用促進法 →家電リサイクル法 →グリーン購入法 →建設リサイクル法 →自動車リサイクル法 →食品リサイクル法 →容器包装リサイクル法 [補説]この法律において「循環型社会」とは、環境への負荷ができる限り少ない以下のような社会をいう。廃棄物の発生を抑え(リデュース)、使用済製品がリユース・リサイクル・熱回収等により循環資源として適正に循環的に利用され、循環的な利用が行われないものについては適正に処分され、天然資源の消費が抑制される社会である。
じゅんかんかてい【循環過程】
ある状態が変化したあと、再びもとの状態に戻るまでの一連の過程。特に熱力学で、気体の温度・圧力・体積などの変化がもとの状態に戻るまでの過程。
出典:青空文庫
・・・方則のもとに、絶えず循環しているのである。そう云うことを考えると・・・ 芥川竜之介「侏儒の言葉」
・・・となって、僕の血管を循環するのか、僕は筋肉がゆるんで、がッかり疲・・・ 岩野泡鳴「耽溺」
・・・寄せては返すように、循環しているものであろう。誰でもが自分の生活・・・ 小川未明「波の如く去来す」
出典:gooニュース
【SDGs】地域で循環させる 環境にやさしい繊維
植物由来の原料を使った繊維を開発し、リサイクル可能な循環システムを構築した玉倉大次さん。きっかけは、アパレル業界が抱える衣類の大量廃棄を減らす取り組みとして、衣類の生産から回収、リサイクルに至るまで、企業がすべてに責任を持つ仕組みを作れないかと考えたことから。開発した繊維は、伸縮させることで起こる圧電効果により電気が発生。
循環経済・脱炭素化実現へ…プラスチック再生の現在地
国内循環に固執せず、経済合理性、持続可能性を判断し、輸出、国内循環、サーマルリサイクルの順に展開する。国内外の市場を大きな輪でとらえたグローバルな循環と、国内循環の小さな輪を使った全体最適を目指す。 犬飼社長は今後、「資源プラ輸出に組み合わせ、国内市場も増強する」と説明する。国内市場での戦略として掲げるのが「クールブラックリサイクリング」。
雨水循環システム検討 珠洲・真浦 視察の国交相に支援要望
断水が続く珠洲市真浦町では、泉谷満寿裕市長が雨水を活用した水循環型システムを世帯ごとに導入することを検討しているとして、国の支援を求めた。 真浦町は輪島市に接し、地震で国道249号が寸断されて珠洲市側からは入れない状態で、珠洲市側と結ぶ迂回(うかい)路整備が進む。近くの浄水場が損壊し、復旧には長期化が見込まれるため、水の確保が課題となっている。
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