せいそうかざん【成層火山】
中心火口から噴出した溶岩流と火山砕屑物 (さいせつぶつ) が交互に積み重なってできた円錐形の火山。火口は山体に比べて小さい。富士山など。錐状 (すいじょう) 火山。コニーデ。
せいそうがん【成層岩】
「堆積岩 (たいせきがん) 」に同じ。
せいそうけん【成層圏】
1 大気圏の区分の一。対流圏の上、中間圏との間にある、高さ約10〜50キロの大気層。下層の気温はほぼ一定でセ氏零下約55度、上層は高くなるほど気温が上がり、上限で零度程度となる。オゾン層がある。 2 海洋で、一般に深さ500メートル以下の水温・塩分濃度の変化しない層。
せいそうけんかいめん【成層圏界面】
成層圏と中間圏の境界領域。この領域を境に気温は高さとともに上昇から下降に転ずる。高さは地上から50〜55キロメートル程度。
せいそうけんプラットホーム【成層圏プラットホーム】
地上からの高度約20キロメートルの成層圏に気球・飛行船・ソーラープレーンなどを滞空させ、無線局として利用する通信ネットワーク用プラットホーム。大規模災害時などに利用できるよう、実用化に向けた研究開発が進められている。成層圏基地局プラットホーム。成層圏通信プラットホーム。HAPS (ハップス) (High-altitude platform station)。