押さえが利く
部下や仲間を統率する力がある。全体を引きしめる力がある。
おさえぎ【押(さ)え木】
物を押さえておく木。
おさえこみ【押(さ)え込み/抑え込み】
柔道の固め技の一。相手をほぼあお向けに倒し、その手足や体を上から押さえつけて自由を奪う技の総称。袈裟 (けさ) 固め・肩固め・上四方固め・横四方固め・縦四方固めなど7種がある。押さえ込み技。
おさえじ【押(さ)え字/抑え字】
連歌や俳諧で、句中に上下呼応する言葉があるとき、その上の言葉をいう。「や・か・いつ・何・誰」など。「藤ばかま誰窮屈 (きゅうくつ) にめでつらん」の句で、「誰」が句末の「らん」の押さえ字となっているのがその例。抱 (かか) え字。
おさえどころ【押(さ)え所】
1 物を押さえるのに適当な箇所。 2 研究や議論にとって大切な箇所として心得ておくべきところ。要点。
おさえばしら【押(さ)え柱】
板などを間に挟んだ2本の柱のうち、添え柱としてつけられているほうの柱。仮板塀を立てるときに用いられる。抱き柱。
おさえもの【押(さ)え物】
酒宴の最後に出す、花鳥・山水の作り物の台の上に肴 (さかな) を盛ったもの。