じかかいけい【時価会計】
企業会計・法人税額の計算などにおいて、所有する金融資産を決算時の市場価格(時価)で評価する会計。直近の評価損益が明確になるため、簿価会計よりも企業の価値を正確に表しているとされる。
じかがく【時価額】
災害などで失われた物品の再調達価額から、使用期間や経過年数などに応じた消耗分を差し引いた額。→価額協定保険特約
じかそうがく【時価総額】
上場企業の価値を表す指標の一。発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。株価に連動することから、市場の評価による企業の価値と考えられ、企業が持つ資産や、利益を生み出す力、成長力などが総合的に反映される。また、証券取引所に上場する全企業の時価総額の合計についてもいい、その取引所の規模を計る目安となる。
じかはっこう【時価発行】
会社が新株を発行する際、市場で売買されている株の時価を基準に、発行価格を決める方法。→額面発行