うめはらりゅうざぶろう【梅原竜三郎】
[1888〜1986]洋画家。京都の生まれ。浅井忠に師事、フランスに留学してルノワールに学ぶ。二科会・春陽会の創立に参加。その後、国画創作協会(のち国画会)に洋画部を創設。大和絵・琳派 (りんぱ) の伝統を取り入れた奔放華麗な独自の画風を確立。文化勲章受章。
うめはらたけし【梅原猛】
[1925〜2019]哲学者。宮城の生まれ。法隆寺について論じた「隠された十字架」で毎日出版文化賞を受賞。日本古代史を幅広く論じ、多くの著作を残した。劇作家としても活躍し、原作を担当した「ヤマトタケル」は3世市川猿之助によるスーパー歌舞伎の第1作。他の著作に「水底の歌」など。