ひのきあすなろ【檜翌檜】
アスナロの変種。葉はアスナロより幅広のうろこ状で、実には角状の突起が少ない。関東地方以北から北海道の渡島半島にかけて分布。あて。ひば。
ひのきがさ【檜笠】
「ひがさ(檜笠)」に同じ。
ひのきづな【檜綱】
檜皮 (ひわだ) を縒 (よ) り合わせてつくった綱。近世、和船の碇綱 (いかりづな) に使った。
ひのきばやどりぎ【檜葉宿木】
ビャクダン科の半寄生性の常緑低木。ヒサカキ・モチノキ・ツバキなどの樹上に生え、高さ約10センチ。幹は節が多く、鱗片 (りんぺん) 状の葉がつく。4〜8月、黄緑色の雌花と雄花とがつき、橙黄色の楕円形の実を結ぶ。種子は実から飛び出すとき粘液がついていて、他の木に付着する。
ひのきぶたい【檜舞台】
1 檜材で床を張った舞台。能舞台や大劇場の舞台。 2 自分の手腕を人々に見せる晴れの場所。「日本一を争う—に立つ」「国際政治の—を踏む」