気前（きぜん）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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き‐ぜん【気前】
の解説

１生まれつきの性質。気だて。心根 (こころね) 。
1. 「旦那様は誠に誠にいい御器量で御—がよくて」〈滑・早変胸機関〉

２その場の気分。心持ち。
1. 「おや能い—だなう」〈滑・浮世床・二〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

気前の例文(12)

出典：青空文庫

･･･それは気前が好いな。」　騎兵は身軽に馬を下りた。そうして支那人の･･･芥川竜之介「将軍」
･･･酢にしたしこいわしで気前を見せたのを一重。――きらずだ、繋ぐ、見･･･泉鏡花「木の子説法」
･･･前だから、怪しからず気前が好い。　女の子は、半分気味の悪そうに狐･･･泉鏡花「若菜のうち」

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