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「『源氏物語』の作者なら男からモテモテだろう」藤原道長からセクハラを受けた紫式部の"絶妙な切り返し"
2007年、『源氏物語の時代』(朝日選書)で第29回サントリー学芸賞受賞。15年、『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日選書)で第3回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞。選定委員に「登場人物たちの背景にある社会について、歴史学的にみて的確で、(中略)読者に源氏物語を読みたくなるきっかけを与える」と評された。各メディアで平安文学を解説。
大垣市コレクション展 ~源氏物語にみる いとしきものたち~
美しいもの愛らしいものに想いを馳せて… 『源氏物語』は今から1000年ほど前、平安時代中期に完成した日本最古の長編小説。物語で描かれた風景には、登場人物の心情や和歌、テーマが投影されており、情緒ただよう美しいものになっている。
香りで楽しむ源氏物語 道長を支えた女性たち
香り文化の体験と講義の後は歓談を楽しもう 2024年は『源氏物語』だけでなく、著者の紫式部を始めとして藤原道長を取り巻く女性たちの人物像についても話題になった。平安貴族の間で香り文化として広まった「お香」の説明と伽羅を用いた簡単な聞香体験の後、「香りの文学」と言われるほど香りが重要な意味を持つ『源氏物語』にまつわる興味深いお話を香道教林坊流の早川光菜氏が紹介。
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げんじものがたりえまき【源氏物語絵巻】
源氏物語の諸場面を絵画化した絵巻物。物語成立以降、各時代を通じて作られ、現存するものも多い。特に12世紀前半の作で藤原隆能 (ふじわらのたかよし) 筆とされるもの(徳川黎明会・五島美術館分蔵)は有名。典型的な作り絵技法によって濃密に描かれ、引目鉤鼻 (ひきめかぎはな) ・吹き抜き屋台などの手法にすぐれる。
げんじものがたりおくいり【源氏物語奥入】
⇒奥入 (おくいり)
げんじものがたりたまのおぐし【源氏物語玉の小櫛】
源氏物語の注釈書。9巻。本居宣長 (もとおりのりなが) 著。寛政8年(1796)成立、同11年刊。源氏物語の本質を「もののあわれ」とし、旧説の誤りを補正、作者・成立・語句などに新解釈を示したもの。
出典:青空文庫
・・・それから源氏物語を読んだが読めればこそ、一行も意義を解しては読めない・・・ 伊藤左千夫「隣の嫁」
・・・適した時代であった。源氏物語は如何にまじないが一般的であったかを語っ・・・ 幸田露伴「魔法修行者」
・・・聖書や源氏物語には音はない。全くのサイレントである。 太宰治「音に就いて」
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