
げんじものがたりえまき【源氏物語絵巻】
源氏物語の諸場面を絵画化した絵巻物。物語成立以降、各時代を通じて作られ、現存するものも多い。特に12世紀前半の作で藤原隆能 (ふじわらのたかよし) 筆とされるもの(徳川黎明会・五島美術館分蔵)は有名。典型的な作り絵技法によって濃密に描かれ、引目鉤鼻 (ひきめかぎはな) ・吹き抜き屋台などの手法にすぐれる。
げんじものがたりおくいり【源氏物語奥入】
⇒奥入 (おくいり)
げんじものがたりたまのおぐし【源氏物語玉の小櫛】
源氏物語の注釈書。9巻。本居宣長 (もとおりのりなが) 著。寛政8年(1796)成立、同11年刊。源氏物語の本質を「もののあわれ」とし、旧説の誤りを補正、作者・成立・語句などに新解釈を示したもの。
出典:gooニュース
草乃しずか日本刺繍展 源氏物語を花で装う
今回は源氏物語に登場する姫君をイメージしてひと針ひと針刺繍された振袖や几帳を展示。10年毎に作り続けている「桜日記」の9作目が初披露される。「日本刺繍は心模様を表現するアートだ」と語り、日本刺繍の普及活動を続けてきた草乃しずかの世界を約200点を一堂に展覧。
源氏物語54帖 題名したため合作 津山 書道「有隣会」作品展始まる
目を引くのは「葵」「須磨」など源氏物語全54帖(じょう)の題名を色紙にしたためた斎藤さんと会員20人の合作。楷書や行書など5種類の書体で物語の世界にいざなう。 他に斎藤さんが師事する文化功労者の高木聖雨さん=総社市出身=の篆書(てんしょ)「羅雲」も並ぶ。笠岡市の女性(68)は「いろんな書体の作品があって見応えがある。子どもたちの作品も伸びやかで美しい」と話した。
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