ようゆうえん【溶融塩】
塩や酸化物のイオン結晶の固体を高温に加熱して融解し、液体にしたもの。常温で液体のものは、イオン液体またはイオン性液体とよばれる。融解塩。
ようゆうでんかい【溶融電解】
常温では固体の塩 (えん) や酸化物を加熱融解し、電極を設け電圧を加えて行う電気分解法。アルミニウム・ナトリウムなどの製造に用いられる。溶融塩電解。融解電解。
ようゆうひばい【溶融飛灰】
廃棄物をガス化溶融炉や灰溶融炉で溶融処理する際に発生する煤塵。亜鉛・鉛・銅・カドミウムなどの非鉄金属が高濃度で含まれている。従来は焼却飛灰と同様に埋め立て処分されていたが、近年、溶融飛灰を再処理して非鉄金属を回収・再使用するシステムが開発されている。