狼に衣
表面は慈悲深そうであるが、内心は凶悪であることのたとえ。→狼3
おおかみおとこ【狼男】
ヨーロッパ各地に伝わる人狼 (じんろう) 伝説。昼間は普通の男だが、夜間に狼に変身して人間や家畜などを襲う話。
おおかみざ【狼座】
南天の小星座。7月上旬の午後8時ごろに南中し、南の地平線近くに見える。学名 (ラテン)Lupus
おおかみしょうねん【狼少年】
1 狼に育てられた人間の男の子。 2 同じうそを繰り返す人。イソップ物語の、何度も狼が来たとうそをついたために本当に狼が来たときには信用してもらえなかった少年の話からいう。
おおかみはじき【狼弾き】
土葬墓の土饅頭 (どまんじゅう) の周囲に、弓なりに曲げた削 (そ) ぎ竹の両端を土に差し込んだ垣。狼を弾き脅すという。犬はじき。目はじき。
おおかみうお【狼魚】
スズキ目オオカミウオ科の海水魚。全長約1メートル。口が大きく、丈夫な歯で貝類やカニなどを砕いて食べる。北極海、ベーリング海、オホーツク海などの寒海に分布。