出典:gooニュース
社説:不登校の最多更新 個々に応じた学びの保障を
増え続ける不登校の要因をつぶさに見つめ、学びの保障と「居場所」づくりを進めたい。 2023年度に全国の小中学校で30日以上欠席した不登校の児童生徒が過去最多の34万6千人となり、11年連続で増加した。前年度から4万7千人増え、40人学級で1・5人に相当する。 京都府は6210人、滋賀県は3991人で、いずれも過去最多だった。 不登校の児童生徒
[社説]警報級大雨恐れ 命守る行動の再確認を
豪雨被害から雨が続き、北部の被災者は疲労困憊(こんぱい)だろう。だが、18日にかけてさらに北部や中南部に警報級の大雨が降る恐れがある。長雨で地盤が緩んでおり、警戒を怠ることはできない。命を守る行動を優先してほしい。 北部を襲った豪雨から1週間がたった。国頭、東、大宜味、名護、恩納の5市村では床上浸水53件、床下59件が確認され、住民は土砂を片付ける作業に追われた。
社説:女川原発の再稼働 複合災害の不安置き去りか
東北電力が、女川原発(宮城県)2号機の再稼働を進めている。東日本大震災から13年7カ月余り経て、被災地に立地する原発が動くのは初めてである。 世界最悪レベルの過酷事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉としても国内初の再稼働だ。 エネルギー政策の「原発回帰」へ転じた政府は、再稼働拡大の弾みにと歓迎する。だが、いまだ福島事故の収束も見通せない。
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