苦汁（くじゅう）とは？意味・読み方・使い方

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く‐じゅう〔‐ジフ〕【苦汁】
の解説

１にがい汁。

２つらい経験。「—を飲まされる」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

苦汁の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

苦汁を嘗める

つらくて嫌な思いをする。にがい経験をする。「落選の—・める」 [補説]「苦渋を嘗める」と書くのは誤り。

苦汁の前後の言葉

苦汁の例文(6)

出典：青空文庫

･･･たびか一杯くわされて苦汁をなめながら、なおかつ小説家というものは･･･織田作之助「可能性の文学」
･･･も嘗めさせられている苦汁であるから、それはもう笑って聞き流す･･･太宰治「親友交歓」
･･･り細君の以前の事で、苦汁を嘗めた箇所に突き当り、たまらなくなって･･･太宰治「東京八景」

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