あかまつかつまろ【赤松克麿】
[1894〜1955]社会運動家。山口の生まれ。東大在学中、新人会を創立。日本共産党創立に参加。弾圧にあい転向。社会民衆党書記長となるが、国家社会主義に転じ、のち大政翼賛会企画部長。
あかまつのりむら【赤松則村】
[1277〜1350]南北朝時代の武将。法名は円心。元弘の変では天皇方に属して討幕に参加したが、建武の中興後は足利尊氏 (あしかがたかうじ) を助けて北軍で活躍し、播磨 (はりま) の守護となった。
あかまつみつすけ【赤松満祐】
[1381〜1441]室町中期の武将。則村の曽孫。播磨 (はりま) ・備前・美作 (みまさか) の守護。嘉吉 (かきつ) の乱で将軍足利義教 (あしかがよしのり) を殺して領国播磨に帰り追討軍に攻められて自害。
出典:青空文庫
・・・に枝を伸ばした一株の赤松も変らなかった。「点鬼簿」に加えた三人は・・・ 芥川竜之介「点鬼簿」
・・・高みの上に、りっぱな赤松が四、五本森をなして、黄葉した櫟がほどよ・・・ 伊藤左千夫「河口湖」
・・・、その上には美わしき赤松ばらばらと簇立ち生いて、中に聖天尊の宮居・・・ 幸田露伴「知々夫紀行」