追手（おうて）とは？意味・読み方・使い方

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おう‐て【追手】
の解説

《「おひて」の音変化》

１「大手4」に同じ。⇔搦 (から) め手。
1. 「佐々木兄弟四人は搦め手に廻る、北条、土肥、岡崎等—なり」〈盛衰記・二〇〉

２「大手1」に同じ。⇔搦め手。
1. 「市野辺山 (いちのべやま) の麓を回って—へ向かふ」〈太平記・三〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

追手の例文(9)

出典：青空文庫

･･･なければ、検非違使の追手がかかりでもしたものか、――そう思うとも･･･芥川竜之介「運」
･･･まるで追手でもかかりそうな風じゃないか。」と、わざと調戯うように･･･芥川竜之介「妖婆」
･･･身震して跳ねたのを、追手が見つけて、医師のその家へかつぎ込ん･･･泉鏡花「茸の舞姫」

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