とうめいかん【透明感】
1 物体の、すきとおった感じ。「ガラスの—を生かしたデザイン」 2 にごりがなく明るい感じ。「—あふれる歌声」「—のある肌」
とうめいしっぽう【透明七宝】
七宝焼きの技法の一。素地 (きじ) に線刻や浮き彫りを施し、その上から透明な釉 (うわぐすり) をかけて焼くもの。
とうめいせっけん【透明石鹸】
化粧石鹸の一種。牛脂・ひまし油などから作った石鹸をそのまま急冷するか、グリセリン・砂糖などの透明剤をまぜて作る。
とうめいたい【透明体】
光をよく通す物体。ガラス・水・空気の類。
とうめいど【透明度】
湖や海の水の透明の度合い。透明度板を水中に沈め、肉眼で見えなくなるときの深さで表す。
とうめいどばん【透明度板】
透明度を測定するために用いる直径30センチの白色の円板。実用化したイタリアの天文学者の名から、セッキー板ともいう。
とうめいテキスト【透明テキスト】
《transparent text》PDF形式の画像データに付与された不可視の文字データ。原稿をイメージスキャナーで読み取って画像ファイルを作成する際、同時にOCR技術で抽出した文字データを付与することで、ファイル内の文字列の検索やコピーを行うことができる。
とうめいか【透明化】
[名](スル) 1 透き通った状態になること。「生体を—する試薬」「画像の背景を—する」 2 不正やごまかしなどを除去して公明な状況にすること。「会の経理の—を図る」「選考過程の—が急務」
とうめいせい【透明性】
制度の運営や組織の活動状況が、第三者にはっきりとわかるようになっていること。また、その度合い。「政治資金の—を確保する」
とうめいにんげん【透明人間】
《英国の作家ウェルズの小説から》姿形が目に見えない空想上の人間のこと。