ぼうさいきょうてい【防災協定】
大地震・大洪水などのとき、物資や人の援助を受けられるよう、自治体が他の自治体や民間企業と結ぶ救援協定。
ぼうさいずきん【防災頭巾】
地震などの災害の際、頭部を守るためにかぶる頭巾。防空頭巾と同類。
ぼうさいきしょうじょうほう【防災気象情報】
気象庁が発表する気象・地震・津波・火山などに関する情報。気象警報・注意報、地震情報、天気予報、紫外線情報など多岐にわたる。
ぼうさいぎょうせいむせん【防災行政無線】
防災無線の一。災害時、都道府県や市区町村が住民に情報を提供するための無線通信システム。 [補説]市区町村では、動作確認を兼ねて、毎日定時にチャイムなどの放送を行うものが多い。
ぼうさいし【防災士】
地域の防災意識の啓発、防災力の向上に努め、災害発生時には避難誘導・救助にあたる人。日本防災士機構の認定する民間資格。平成15年(2003)認定開始。
ぼうさいむせん【防災無線】
災害時に、住民にいち早く情報を伝達するための無線通信システム。内閣府を中心に省庁や公共機関などで構成される中央防災無線、消防庁を中心とする消防防災無線、都道府県や市町村で構成される防災行政無線などがある。
ぼうさいきほんけいかく【防災基本計画】
災害対策基本法に基づいて国の中央防災会議が作成する、政府の災害対策に関する基本的な計画。 [補説]災害の種類に応じて、災害の予防や事前準備、災害発生時の応急対策、災害後の復旧・復興、および国・地方公共団体・住民の責務などが具体的に記述されている。この計画に基づいて、防災業務計画や地域防災計画が作成される。
ぼうさいぎょうむけいかく【防災業務計画】
指定行政機関や指定公共機関が、災害対策基本法の規定により、国の防災基本計画に基づいて作成する、災害対策に関する計画。
ぼうさいきょてん【防災拠点】
大規模な災害が発生したときに、被災地において救援・救護などの活動の拠点となる施設。県・市庁舎、警察・消防署、医療機関、学校、公園など地域の中核となる施設が、都道府県・市町村ごとに防災拠点として指定されている。
ぼうさいしゅうだんいてんそくしんじぎょう【防災集団移転促進事業】
被災地や災害危険区域のうち、居住に適さない区域にある住居の集団的移転を促す事業。国は地方公共団体に対して事業費の4分の3を補助する。原則として10戸以上の移転に対して適用される。防集。