しょくもつアレルギー【食物アレルギー】
特定の食物を摂取した際に起こるアレルギー症状。 [補説]食品衛生法では、原材料にエビ、カニ、クルミ、小麦、ソバ、卵、乳、落花生の8品目いずれかが含まれる場合は表示を義務づけている。さらに、アーモンド、アワビ、イカ、イクラ、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ゴマ、サケ、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マツタケ、モモ、ヤマイモ、リンゴ、ゼラチンの20品目についても、表示を推奨するとしている。
しょくもついそんせいうんどうゆうはつアナフィラキシー【食物依存性運動誘発アナフィラキシー】
小麦製品や甲殻類など特定の食物を摂取した後に運動をすることで発症するアナフィラキシー。じんましんなどの皮膚症状、下痢・嘔吐などの消化器症状を起こし、重症になると呼吸困難・血圧低下・意識消失などを伴い、死亡する場合もある。10代の男性に多く見られる。発症の予防には、原因食物を摂取してから2時間(可能なら4時間)運動を控える必要があるとされる。原因食物を摂らなければ必ずしも運動を控える必要はない。
しょくもつせんい【食物繊維】
食物成分の中で、人の消化酵素では消化できないものの総称。植物繊維のセルロース、ペクチン・リグニン・アルギン酸など。整腸作用や各種の効用がある。
しょくもつれんさ【食物連鎖】
自然界における生物が、食う食われるの関係で鎖状につながっていること。植物は草食動物に、草食動物は肉食動物に食われる。