駄目で元元
かりに実行して失敗したとしても、何もしなかった場合と結果は同じであったと考えること。思い切って行動するように促す言葉として使う。だめもと。
駄目を押す
《囲碁で、駄目を詰める意から》 1 念のために確かめる。念を押す。「本当にいいのかと—・す」 2 試合などで、ほとんど勝ちが決まってから、さらに得点を重ねたりして、勝ちを確定的なものにする。「追加得点して—・す」
駄目を出す
演劇などで、俳優に演技上の注意を与える。転じて、仕事などのやり直しを命じる。「主役の演技に—・す」「宣伝プランに—・す」
駄目を踏む
何の益もないことをする。無駄なことをする。「—・んで夜なかに下宿へ帰る程馬鹿気た事はない」〈漱石・坊っちゃん〉