《alpha magnetic spectrometer》国際宇宙ステーション(ISS)に搭載された宇宙線検出器。複数の検出器や計測器で構成され、宇宙線として飛来する素粒子の質量、エネルギー、電荷などを測定する。重量約7トン、消費電力は2キロワット以上におよぶことから、人工衛星として単独で運用できないため、巨大な太陽電池で電力を供給する国際宇宙ステーションに搭載された。2011年5月に打ち上げられ、観測を開始。反物質や暗黒物質、未発見のストレンジレットについての新たな知見が得られることを期待されている。アルファ磁気分光器。アルファ磁気スペクトロメーター。