《Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics》平成5年(1993)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-D (アストロディー) の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA (ジャクサ) )がぎんがの後継として開発。幅広いエネルギー領域のX線に対応するX線望遠鏡、広視野のX線撮像装置を搭載。ブラックホール周囲の降着円盤の内側から放射されるドップラー効果を伴うX線、宇宙のX線背景放射、M81銀河に出現したばかりの超新星の観測などを行った。平成13年(2001)3月に運用完了。