出典:gooニュース
米関税措置で物価高と失業増、FRB現行政策は適切=ダラス連銀総裁
ローガン総裁はピーターソン国際経済研究所で開かれた貿易と移民に関するイベントでの講演で、米連邦準備理事会(FRB)が担う「物価安定」と「雇用の最大化」という2つの責務の双方を持続的に達成するには、関税に起因する物価上昇が持続的なインフレにつながらないようにすることが重要と指摘。現時点ではFRBの金融政策のスタンスは「良い位置にある」と述べた。
米FRB利下げは年内3回止まり、相互関税停止で市場見通し急変化
政策金利のフェデラルファンド(FF)金利先物は現在、FRBが6月に利下げを再開し、年内の利下げ幅が合計75ベーシスポイント(bp)になるとの見通しを織り込んでいる。9日朝には株式市場が混乱して米国債利回りが急上昇し、景気後退懸念が広がっていたため、金融市場ではFRBが5月に利下げを再開して年内に25bpの利下げを4回実施すると予想されていた。
NY外為:ドル上昇に転じる、FRBはインフレ長期化の可能性を指摘=FOMC議事要旨
米連邦準備制度理事会(FRB)は3月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を公表した。相互関税を発表前、当局者は関税により今年のインフレが押し上げられる可能性を指摘したことが、明らかになった。大半の当局者はインフレの長期化への懸念も表明。ドルは上昇に転じ、ドル・円は144円の安値から148円27銭まで上昇。
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