出典:gooニュース
米FRB高官、インフレリスク巡り相反する見解示す
大統領1期目のトランプ氏によってFRB理事に指名されたボウマン氏はフロリダ州ウェストパームビーチで開催された経済フォーラムで、ここ数カ月インフレ率がなお高く、横ばい傾向にあることから、FRBは慎重になる必要があると述べた。「2023年初頭からインフレ率の低下にはかなりの進展が見られたが、ここ数カ月は停滞しているようだ。
NYの視点:ボウマンFRB理事、利下げ継続に懐疑的
連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事はインフレの進展が停滞しており、引き続きインフレを懸念していると表明した。FRBの11月連邦公開市場委員会(FOMC)での声明やパウエル議長は会見で、FRBの任務達成リスクが概ね均衡したとすると同時に、インフレよりも労働市場の減速に懸念を表明した。
FRB一段の利下げの公算、物価圧力は緩和=ボストン連銀総裁
米国の経済情勢については「全体的に良好で、労働市場が健全に推移する中、インフレ率はFRBが目標とする2%に向かっている」とし、楽観的な見方を表明。見通しに対するリスクはほぼ均衡しているとし、「生産性の高さを踏まえると、賃金を巡る動向でディスインフレが妨げられる余地はほとんどない」と述べた。
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