出典:gooニュース
英GDP、10月は前月比-0.1% 20年以来初の2カ月連続減
直接の影響は11月以降のGDP統計に反映される見通し。ONSは予算案の影響は「まちまち」だったと指摘。予算案発表まで顧客が取引を手控えたとの報告があった一方、取引を前倒したケースもあったという。GDP統計の発表を受け、ポンド/ドルは約0.25セント下落。市場は引き続き来年末までに25ベーシスポイント(bp)の利下げが3回前後実施されると予想している。
7~9月期GDP、年1.2%増に上方修正 輸出・住宅投資が上ぶれ
1次速報後に判明した統計データも使って、GDPを算出しなおした。プラス成長は2四半期連続。住宅投資は1次で0.1%減としていたが、リフォームが想定よりも活況で0.4%増に改めた。原油など原材料の在庫が推計より増えていたことも、GDP全体の押し上げにつながった。 季節調整の計算モデルを見直した影響も大きい。これによって輸出が0.4%増から1.1%増に上ぶれた。
GDP改定値、年率1.2%増 7~9月、在庫や住宅増
こうした結果、GDP全体への影響度合いを示す寄与度は、「内需」がプラス0.5ポイント。「外需」はマイナス0.2ポイントだった。
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