ジェーエーぜんちゅう【JA全中】
《「全国農業協同組合中央会」の略称》JAグループの独立的な総合指導機関。昭和29年(1954)設立。全国の農業協同組合(JA)および農業協同組合連合会(JA全農)の運営方針を確立して普及させるとともに、全国のJAおよびJA全農に対する指導・情報提供・監査をはじめ、農業政策への意思反映の取り組み・広報活動・人材育成などを行う。 [補説]平成27年(2015)成立の農協法改正に伴い、令和元年(2019)9月までに特別民間法人から一般社団法人に転換し、地域農協に対する監査・指導の権限は失われる。
ジェーエーぜんのう【JA全農】
⇒全農
ジェーエーれんごうかい【JA連合会】
JAグループの農業協同組合連合会。都道府県単位の連合会として、経済農業協同組合連合会(JA経済連)、信用農業協同組合連合会(JA信連)、厚生農業協同組合連合会(JA厚生連)があり、全国規模の連合会として、全国農業協同組合連合会(JA全農)、全国共済農業協同組合連合会(JA全共連)、全国厚生農業協同組合連合会(JA全厚連)がある。 [補説]JA信連の全国組織は農林中央金庫、JA経済連の全国組織はJA全農。共済連合会の都道府県組織はJA全共連に統合され、その都道府県本部として活動。都道府県のJA経済連も、その多くがJA全農に吸収され、都道府県本部として活動している。