出典:gooニュース
LNG安定供給に追い風も、脱炭素には逆風 トランプ氏エネ政策、日本企業の戦略にも波及
バイデン政権は温室効果ガスの排出量を抑制するため化石燃料の使用を減らす政策でLNGの開発・輸出計画の審査を凍結していたが、トランプ氏は審査を再開する。石炭と比べ火力発電時の排出量が少ないLNGは脱炭素への移行期のエネルギーとして活用を望む国は多く、LNGを輸入に頼る日本にとっても安定供給や価格の安定という観点で利点は大きい。
トランプ米大統領、LNG輸出審査再開へ 気候変動対策後退
バイデン前大統領は2024年初頭、LNG輸出産業の環境への影響を調査することを理由に、新規プロジェクトの許可を一時停止した。米国は、23年のLNG出荷量が過去最高を記録し、LNGの世界最大の輸出国となった。
新型LNGフェリー披露 大洗-苫小牧、CO2削減 茨城
船首は空気抵抗の少ない流線型になり、燃料を従来船の重油から、環境負荷の少ない液化天然ガス(LNG)に切り替えた。二酸化炭素(CO2)の排出量は既存船より35%削減できるという。貨物デッキを拡大し、大型化するトラックを効率的に積み込める。同船を運航する商船三井さんふらわあ(東京)は主にトラック運転手の利用を見込む。 かむいは全長約200メートル。定員157人。
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