出典:gooニュース
米国株式市場=続伸、PPIやターゲットの強気見通し受け
15日発表された10月のPPIは前月比で3年半ぶりの大幅な下落となり、インフレ圧力が沈静化しつつあることが改めて示された。また、米商務省が発表した10月の小売売上高は前月比0.1%減少。市場予想(0.3%減)ほどは落ち込まなかったものの、需要鈍化を示唆した。
【市場反応】米10月PPI予想下回る、小売売上高は予想上回り、ドルまちまち
米労働省が発表した10月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.5%と、予想外に5月来のマイナスとなった。パンデミックによる経済封鎖直後の20年4月来で最低。前年比では+1.3%と、9月+2.2%から予想以上に伸びが鈍化し、7月来で最低の伸びとなった。また、変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前月比0%と、9月+0.2%から予想外に伸びが鈍化した。
日経平均は836円高、米PPIや小売売上高などに関心
米国では今晩、10月の米卸売物価指数(PPI)、10月の米小売売上高、11月のニューヨーク連銀製造業景気指数、9月の米企業在庫などが発表される。企業決算では、シスコシステムズが8-10月期決算を発表する。
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