出典:gooニュース
中国の「SDVスタートアップ」に早くも淘汰の波 自動運転技術の縦目科技で「資金ショート」露呈
中国の自動車業界で、クルマの機能や特徴をソフトウェアで作り込む「SDV(ソフトウェア定義車両)」の開発競争が過熱。技術革新や資金力が追いつかない企業が、早くも淘汰の波に洗われている。 自動運転スタートアップの縦目科技(ゾンム・テクノロジー)は、その最新事例だ。財新記者の取材によれば、同社は1月24日時点で従業員の2024年12月分の賃金を支払えない苦況に陥っている。
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まあキツい言い方をすれば、いま鐘や太鼓でSDV祭りを盛り上げている人たちは、筆者の観察範囲では、大抵が2年前にはEVで鼻息が荒かった人たち。ガラケー・スマホ論を上から目線で断定的かつ声高に触れて回った挙句、昨今の大幅なペースダウンの結果を見ても、過去発言を総括もせず、訂正も詫びもせず、しれっとSDVに話題をそらして再び新しい商いに勤しんでいる。
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