《extended roentgen survey with an imaging telescope array》ドイツのマックスプランク地球外物理学研究所が開発したX線天文衛星。2019年にロシアとドイツの共同ミッションとして打ち上げられた。計7基からなるX線望遠鏡で構成され、地球から約150万キロメートルの第2ラグランジュポイント(L2)付近のハロー軌道で運用される。2〜10キロ電子ボルトのエネルギー帯域のX線では初めての掃天観測を行う。銀河団のX線観測を通じて、暗黒エネルギーの性質の解明を目指している。