[名詞]
  1. 1 非嫡出子,庶子,私生子.
  2. 2
  3. (1)((米俗/侮蔑的・不快×)) 野郎,畜生,ろくでなし
    • Some bastard slashed the tires on my car.
    • どこかのばか野郎がおれの車のタイヤを切り裂きやがった.
  4. (2)やつ,(特に)男(fellow,chap)

    ◆呼びかけや親しみの気持ちでも用いる

  5. 3 ((米俗/不快×)) 嫌なもの,厄介なもの,骨の折れること
    • a bastard of storm
    • 嫌な嵐あらし
  6. 4 偽物,まがい物;劣等品,粗悪品.
  7. 5
  8. (1)(動植物の)雑種.

    ◆特に偶然の雑種交配による劣質のものをいう.

  9. (2)(また bás・taard)((B-)) ((南アフリカ)) (黒人と白人の)混血児,グリカ人(Griqua).
  10. 6 =bastard culverin.
  11. 7 何度も煮詰めた褐色で劣質の砂糖.
  12. 8 マスカットワインに似た風味のスペイン産甘口ワイン.
  13. 9 紙のサイズ(16×20インチ).
  14. 10 14-15世紀にフランスとドイツで用いられたゴシック体文字(bastarda).
  15. 11 標準的ではない特別見出し;非標準サイズの活字.
━━ [形容詞]
  1. 1 庶出の,非嫡出の.
  2. 2 〈動植物が〉雑種の.
  3. 3 〈人・物が〉偽の,まがいの
  4. 4 (形・大きさ・作りが)異常な,標準的でない,異形の,変則的な
    • a bastard bicycle
    • 非標準型自転車.
  5. 5 (ある程度)似た,類似の,擬似の;((特に各種の語を修飾し専門語をつくって)) 擬(似)…
    • bastard emeralds
    • エメラルドに似た鉱石.
  6. 6 〔印刷〕 〈活字が〉バスタード活字の,変格の:通常のボディーに,通常より大きいか小さい字面を取りつけた活字についていう.
語源
中期英語<アングロフランス語 bastard<中世ラテン語 bastardus(11世紀から),おそらく<ゲルマン語(イングベオーネン語(Ingvaeonic))*bast-(*bōst「結婚」の推定上の異形)+古期フランス語-ard -ARD,一夫多妻制(異教の習慣で,是認されていなかった)による子を指したと思われる