[代名詞] (pl. those[ðóuz])
  1. 1
  2. (1)((すでに指摘されている,または状況から判断できる人[物,事,時など]を表して)) それ,その,そちら,あれ,あの,あちら(⇔this)
    • That is her mother.
    • あの人が彼女のお母さんだ
    • Hello. Is that Peter? Mary here.
    • ((電話で)) ((主に英)) もしもし,ピーターですか. こちらメアリーです(◆that のよそよそしさを避けて this を用いる傾向がある:Is this Peter?/Who is this,please? (そちらは)どなたでしょうか)
    • I'm not good to you.Is that it?
    • お前に優しくしていないと言うのか. そういうことなのか
    • Fred doesn't want to go, and that's [*it's] the problem.
    • フレッドは行きたくないと言うんだ. こいつは問題だよ(◆直前の文全体を指し示す場合は it ではなく that
    • That's how it works.
    • それでいいんだ
    • How do you like that!
    • ((不快な事に対して)) なんてこった
    • Hurry up, that's a good boy [girl].
    • 早くしましょうね,いい子だから(◆子供をあやしたり,褒めたりして)
    • The rules at school? Is that what's bothering you?
    • 校則だって,そんなもの気にしているのか(◆前述の複数名詞を that で受けることもある).
  3. (2)((既出の名詞・文の一部の反復を避けて)) (…の)それ,そのこと(◆通例,制限的関係詞節を伴うか that of の形で用いられる. 複数名詞のときは those (of)また,人に対しては用いない)
    • Then I'll get in at the window.”“That you won't.”
    • 「じゃあ,窓から入るから」「そんなことは許しませんよ」(◆You won't do that. の強調形)
  4. (3)((関係代名詞の先行詞として)) こと,もの(◆人に対しては用いない)

    that that の形を that which の代わりに用いることはできない. また,those who,those that はよいが,*that who は用いられない.

  5. 2 ((this の対語として))
  6. (1)((場所的・時間的・心理的により遠いほうを指して)) そっち,そちら,あっち,あちら;((古)) 前者(the former)
  7. (2)((すでに言及されたものを対照的に指して)) それ,そのほう,あれ,あのほう

thatの慣用句・イディオム

  1. and all that
  1. and that
  1. (And [or So])that's that.
    • ((話)) ((完結・あきらめ・拒否などを表して)) これで[それで]終わり,それで決まり,そういうことだ

      ◆ (1) ...(and) that's (about)it./ ...(and) that does it./ ...(and) that seems to be it [or that]./ ...period [or ((主に英)) full stop] ともいう. (2)文脈によって(and) that was that/(and) that would be that などの時制も用いられる.

  1. at that
    • (1)((話)) それにもかかわらず(nevertheless)
    • (2)((話)) さらに,付け加えると(besides)
    • (3)((話)) (あれこれ)考えてみると,もしかすると
    • (4)=WITH that.
    • (5)((話)) そのとおりに,そのままで;その点で
      • Let it go at that.
      • そこまでにしておこう.
  1. be that as it may
  1. Come [or Get] out of that!
    • ((話)) どけっ;やめろ;うせろ.
  1. It is [was] that.
    • ((相手に強く同意して)) まったくそのとおりです[でした](◆That it is [was]. ともいう)
  1. (just) like that
    • (1)((話)) そのように,そんなふうに;〈人が〉そういう性格[人]で. cf. [代名詞]1.
    • (2)((話)) そっけなく;いとも簡単に(◆ぱちりと指を鳴らすことがある)
    • (3)((話)) 〈人と人とが〉うまが合って,親密で,つうかあの仲で.
  1. not give [or care] that for ...
    • ((話)) (しばしば指をパチリと鳴らして)…なんかちっとも構わない[気にしない].
  1. Take that!
    • ((話)) これでもくらえ,こうしてやる.

      ◆人をぶちながら言う.

  1. That does [or kills,tears] it.
    • ((話)) これで終わりだ,もうおじゃんだ,もうたくさんだ.

      ◆失敗や事故が原因で,計画・仕事が駄目になったときに用いる. cf. (And [ So]) THAT's that(成句).

  1. that is (to say)
  1. That's (about) it.
  1. That's a good one.
    • ((話)) ((相手の言動に対して)) そいつはうまい,そりゃあいいね;((皮肉に)) そりゃ冗談じゃないよ[ぜ].
  1. that said
    • それはそれとして,それはそうだが.

      that having been said の省略形.

  1. that's all (there is to it)/that's all she wrote
  1. That's done [or torn] it.
  1. That's ...for you.
    • ((話)) …はそういうもんだよ

      That's の次には複数名詞がくることもある.

  1. That's more like it.
    • だんだんよくなってきた.
  1. That's right.
    • ((話)) そのとおり,そうです;((米)) 賛成,謹聴(Hear,hear!).
  1. That's so.
    • ((話)) そのとおり.
  1. that there
    • ((英俗)) 性交
  1. That will do.
    • それで間に合う,それで十分だ.
  1. this and that
  1. with that
━━
  1. 1 ((制限的関係節を導いて;主格・目的格)) …する[である](人[物,事]).
  2. (1)((関係節中の主語として))
  3. (2)((関係節中の動詞の目的語として))
  4. (3)((関係節中の前置詞の目的語として))

    ◆「前置詞+that」の形で用いることはできない:*the farm of that I spoke ただし the farm of which I spoke なら可能.

  5. (4)((関係節中の動詞の補語として))
語法
(1)関係代名詞 that は,先行詞が人の場合には who(主格)/who(m)(目的格),先行詞が人以外の場合には which(主格・目的格)と一般に交換可能.
(2)that が目的格の場合には通例,省略可能. 特に関係節の主語が人称代名詞・固有名詞で始まる場合には省略するほうが普通
  • The films (that) Chaplin made have become classics.
  • チャップリンが作った映画はすでに古典となっている.
(3)主格の that を省略するのは通例((非標準)) であるが,教養のある人が用いる場合もある
(4)次の場合には that が好まれる(◆主格の場合を除けば通例,省略される)
(i)the very,the only,the same,the first(などの序数),the last,形容詞の最上級などで先行詞が修飾される場合
(ii)先行詞が all,much,little,someone,anyone,something,anything,everything などの不定代名詞である場合
(iii)先行詞が who,which,what などの疑問代名詞である場合
(iv)先行詞が人と物とを含む場合
(v)関係代名詞が関係節中で補語である場合

that は先行詞の性質・特徴を示すので先行詞が人を表す名詞であっても who(m)は通例,用いない.which が用いられる場合はまれに見られる.(vi) It is ...that .... の強調構文として用いる:It is those days (that) we remember best. あのころのことをいちばんよく覚えている.

◆通例,先行詞が物の場合でも which よりも好まれるが,人の場合には who が多用される.

  1. 2 ((関係副詞的に用いて)) …する[である](時に[場所で,理由で,方法で]).

    ◆関係副詞 when,where,why,how あるいは at [in,on,for] which の代用;省略される場合もある

    • Philip earned each Saturday that he worked.
    • フィリップは土曜に働くごとに30ドル稼いだ(◆when,on which の代用)
    • There are many ways that rocks can be broken.
    • 岩の砕け方はさまざまです(◆in which の代用;*way(s) how は不可で,way(s)(that)のように that を用いるか,省略するのが普通).
語法
例えば「これは彼らが住んでいる家です」という場合,次のような表現が可能
    このうち (a)は (b)よりも((話)) であるが両者とも標準的であり,(c)も((文語)) であるが標準的.(d)では where は標準的であるが,that を用いる場合および (e)のように (a)から前置詞を省略するのは((非標準)) と見なされる場合がある.
  1. 3 ((非制限的用法;先行詞は無生物)) ((まれ・古)) (そして)それ
  2. 4 ((古)) …する[である]物[事](that which);((廃)) …する[である]人

thatの慣用句・イディオム

  1. Fool [Miserable man,etc.] that one is.
    • ((感嘆文として)) …はなんとばか[みじめ]なんだろう

      ◆文頭の名詞は無冠詞.

  1. that was
    • (1)旧姓…,旧名…,結婚前は…
    • (2)((まれ)) (故人の氏名に続けて)故…,故人となられた…
  1. the powers that be
━━ [形容詞] (pl. those)
  1. 1
  2. (1)((指摘[周知]の人・物・場所などに用いて)) その,あの,例の

    ◆「数詞+複数名詞」を一括して,those の代わりに用いることがある

  3. (2)((関係代名詞の先行詞を限定して)) …する[である]ような

    ◆通例 the よりも強意的で限定力が強い.

  4. (3)((親愛・賞賛・嫌悪などの感情を込めて)) あの,例の,かの
  5. 2 ((this の対語として))
  6. (1)((場所的・時間的・心理的により遠いほうを指して)) そちらの,あちらの,前の
  7. (2)((すでに言及されたほうを対照的に指して)) その,そちらの,あの,あちらの,前の
  8. 3 ((as,that と相関して)) …する[である]ような(素晴らしい)(such (a),so great (a))

thatの慣用句・イディオム

  1. that way
━━ [副詞]
  1. 1 ((話))
  2. (1)((量・程度を表す形容詞・副詞を限定して)) そのくらい,それほど
    • I need that much.
    • そのくらい必要です.
  3. (2)((否定文・疑問文・条件文)) それほど,それだけ,そんなに.

    ◆量・程度が甚だしいことを示す

    • He wasn't that bad a politician.
    • 彼はそれほど悪い政治家じゃなかった(◆so と同じく,that+形容詞+冠詞+名詞という語順に注意).
  4. 2 ((方言)) ((後続の節と相関して)) …する[である]ほど(so)

    ◆後続の接続詞 that は通例,省略される.

thatの慣用句・イディオム

  1. all that
    • ((否定文)) ((話)) とても(very)
━━ [接続詞]
  1. 1 ((名詞節を導いて)) …ということ.
  2. (1)((動詞の目的語節を導いて))(◆((略式)) では that はしばしば省略される)

    ◆「事態は再び厳しい」というのであれば They told us that once again the situation was serious. となるが,いずれの場合も that は省略できない. 意味がはっきりしなくなるからである

    • Do you know that he went to London and that he died there in 1960?
    • 彼がロンドンヘ行き,そこで1960年に亡くなったのを知っていますか(◆この場合,2番目の that は省略できない. 省略すると「1960年にロンドンへ行ってそこで死んだ」という意味が出てくる)
    • I found it important that I should write down the results.
    • 結果を記録するのが大事だと気づいた(◆that 節は目的語 it と同格に置かれている)
    • Who do you think (that) Pam will marry?
    • パムはだれと結婚すると思いますか(◆Who do you think will marry Pam? は「だれがパムと結婚すると思いますか」).
  3. (2)((形容詞の目的語として)) (cf. 2(2))
  4. (3)((主語節を導いて))
    • That he will come is certain.
    • 彼が来るのは確かだ(◆主語が重くなることを避け,It is certain (that) he will come. のように形式主語 it を用いる場合もある. 後者の場合のみ that の省略が可能).
  5. (4)((動詞の補語節を導いて))
  6. (5)((名詞の同格節を導いて))
    • He dismissed the idea (that) he was being followed.
    • つけられているという思いを捨てた.

    ◆同格節を導く名詞には belief,decision,fact,fear,idea,news,proof,rumor,story などがある

  7. 2 ((副詞節を導いて))
  8. (1)((目的・意図を示して)) …する[である]ように

    ◆このように so that,in order that の形になることがあり,that 節には通例 can [could],may [might],will [would],should が用いられる.

  9. (2)((原因・理由を示して))...(なの)で[だから,とは,なんて]

    ◆感情を表す形容詞・過去分詞に関して広く使われ,that 節にはしばしば should が用いられる.

  10. (3)((結果を示して)) その結果,そのため
  11. (4)((否定文で範囲・制限を示して)) …する限りでは
    • Any calls for me?”“Not that I know of.”
    • 「私に電話あった?」「私の知る限り,なかったよ」.
語法
(1)that は文頭に置かれて主語を導く場合を除いて,省略される場合が多い. 特に that 節が人称代名詞・固有名詞で始まる場合には,通例,省略される.
(2)1つの動詞・形容詞・名詞などが複数の that 節を従える場合には,2番目以下の that は通例,省略できない
  1. 3 ((it is ...that の形で副詞(句,節)を強調して))

    ◆時間を強調する場合には that の代わりに when も用いられる

  2. 4 ((文語)) ((主節の省略された文で,願望・驚き・怒り・悲しみなどの強い感情を表して)) …であってくれさえすれば

thatの慣用句・イディオム

  1. in that
    • …の点において,…する[である]から(because)
  1. Now that
作品名
[テレビ・ラジオ]That Girl『すてきなアン』米 ABC の TV コメディー(1966-71).
語源
900年以前. 中期英語;古期英語 thæt(代名詞,形容詞,副詞,接続詞),もとは se the の中性形;ドイツ語 das(s)と同語源