[688〜763]奈良時代の渡来僧。日本の律宗の祖。中国揚州(江蘇省)の人。渡日を志して五度失敗し、その間に失明したが、天平勝宝5年(753)来日。東大寺に初めて戒壇を設け、聖武上皇らの帰依を受け、唐招提寺 (とうしょうだいじ) を創建して戒律の根本道場とした。大僧都 (だいそうず) となり、大和上 (だいわじょう) の号を受けた。渡来の事情は唐大和上東征伝 (とうだいわじょうとうせいでん) に詳しい。
出典:gooニュース
高貴にして、かれん 下野薬師寺で鑑真ゆかりの瓊花が見頃 白い花びら、春風に揺れる
【下野】薬師寺の下野薬師寺で、鑑真大和上(がんじんだいわじょう)ゆかりのガクアジサイに似た珍しい花「瓊花(けいか)」が見頃を迎えている。
【動画】鑑真ゆかりの花「瓊花」が見頃 佐賀市の佐賀県立公園
瓊花は鑑真の故郷の中国・揚州市から贈られ、公園内に「鑑真和上嘉瀬津上陸の碑」が建立された1990年に約40株植えられた。公園によると育てるのが難しく、国内で見られるのは10カ所前後という。4月中旬から咲き始めて5月上旬に見頃になっていたが、近年は暖冬の影響で開花が早く、4月の上旬から中旬にかけて満開になっている。
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