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辞書
[1796〜1866]ドイツの医者・博物学者。1823年、オランダ商館の医師として来日。長崎に鳴滝塾を開設、診療と教育とに当たり、日本の西洋医学発展に影響を与えた。シーボルト事件により1829年に追放。1859年、再び来日、幕府の外事顧問を勤めた。著「日本」「日本植物誌」「日本動物誌」など。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
シーボルトじけん【シーボルト事件】
文政11年(1828)シーボルトが帰国の際に、国禁の日本地図や葵紋付き衣服などを持ち出そうとして発覚した事件。シーボルトは翌年国外追放、門人ら多数が処罰された。
シーボルトハウス【SieboldHuis】
オランダ中西部の都市ライデンにある邸宅。1830年代にシーボルトが住んだ旧宅であり、2005年に日本博物館シーボルトハウスとして公開された。シーボルトのゆかりの品々や、日本から持ち帰った標本などを展示。
出典:青空文庫
・・・したが、さてその後、シーボルトという人が日本にまいりまして、或る偶然の・・・ 太宰治「黄村先生言行録」
・・・、日本の徳川末期に、シーボルトその他によって西洋医学が導き入・・・ 宮本百合子「科学の常識のため」
・・・年の同じ作者による「シーボルト夜話」の続篇として書かれた。貴司山治氏の・・・ 宮本百合子「今日の文学の展望」
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