出典:gooニュース
FRBパウエル議長「利下げ急ぐ必要ない」 アメリカ経済は「先進国の中でも群を抜いて好調」
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長は、アメリカ経済の状況は極めて良好だとして「利下げを急ぐ必要はない」との認識を示しました。FRB パウエル議長「経済の状況は利下げを急ぐ必要があるというシグナルを送っていない」FRBのパウエル議長は14日、講演し、経済を下支えするための利下げを急ぐ必要はないという認識を示しました。
NYの視点:パウエルFRB議長はタカ派色強める、PPIは予想上回る、PCE価格指数の上昇を示唆
FRBのパウエル議長は14日の講演で、10月PPIが予想を上回ったとの見解。経済データが強く、利下げを急ぐ必要性が示唆されていないと若干タカ派姿勢を表明した。利下げ到達点を注意深く忍耐強く模索していき、中立金利の水準に近づくにつれ、利下げペース鈍化も可能だとした。
NY為替:米10月PPI加速やパウエルFRB議長のタカ派発言で利下げ観測後退
その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が経済が強く、利下げを急ぐ必要性が示唆されていないとの見解を示すと12月の連邦公開市場委員会(FOMC)利下げ確率が低下し、ドル買いにさらに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.0513ドルから1.0582ドルまでのレンジで上下し、1.0530ドルで引けた。
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