
(~der Mittlere, von Heristal)[?~714]ピピン2世。
フランク王国アウストラシア分邦の宮宰。カロリング家の祖。ネウストリア分邦の支配権を勝ち取り、次いでブルグントの宮宰も兼ね、全王国の実権を掌握。異教徒のキリスト教化に貢献。中ピピン。

(~der Jüngere)[714~768]ピピン3世。フランク国王。在位751~768。
カール=マルテルの子。
カール大帝の父。短身王と称された。751年に
ローマ教皇の承認を得、王位に就いて
カロリング朝を開いた。ラベンナ地方を教皇に献じ、
教皇領の発端をつくる。小ピピン。