マゼランうん【マゼラン雲】
南天に見える棒渦巻き銀河。旗魚 (かじき) 座の大マゼラン雲と巨嘴鳥 (きょしちょう) 座の小マゼラン雲とがあり、ともに銀河系の伴銀河で、三連銀河を形成している。明るさは全天随一とされるが、日本からは見えない。マゼランが発見。マゼラン星雲。
マゼランかいきょう【マゼラン海峡】
南アメリカ大陸南端とフエゴ島との間の海峡。最狭部の幅3キロ。1520年にマゼランが通過。フィヨルド状をなし、風も強く、航行の難所。マガリャネス海峡。
マゼランペンギン【Magellanic penguin】
マゼラン海峡、フォークランド諸島にすむ中形種のペンギン。全長約70センチ。目の上から喉 (のど) にかけて白い帯があり、また胸部に馬蹄 (ばてい) 状の二黒帯がある。
マゼランせいうん【マゼラン星雲】
⇒マゼラン雲
マゼランクロス【Magellan's Cross】
フィリピン中央部、セブ島の都市セブにある木製の十字架。1521年、マゼランのフィリピン初上陸に際して作られたもの。この地の有力者だったフマボン王とファナ王女、および400人の臣下がフィリピンで最初に洗礼を受けた場所に置かれ、1984年に八角形の堂が建てられた。
マジェランアイナメ
《マゼランアイナメとも》南極周辺の深海に生息する大型の魚。スズキ目ノトテニア科に分類される。市場ではメロという名で流通。脂の多い白身魚で、照り焼きや煮付けなどにする。かつては「銀ムツ」と呼ばれた。