ラプラスきょうめい【ラプラス共鳴】
公転軌道を描く三つ、またはそれ以上の天体が互いに重力を及ぼし合い、公転周期が単純な整数比となる現象。二つの天体に生じる場合は軌道共鳴という。太陽系では木星の衛星に見られ、ガニメデ・エウロパ・イオの公転周期の比が1:2:4となっている。
ラプラスのあくま【ラプラスの悪魔】
フランスの数学者・天文学者ラプラスが自著で述べた超越的存在。ある瞬間におけるすべての原子の位置と運動量を知り得る存在がいると仮定すると、物理法則にしたがって、その後の状態をすべて計算し、未来を完全に予測することができると主張。ニュートン力学に基づく古典論的な世界観における、全知の存在と見なされる。20世紀以降に進展した量子論的な世界観では、不確定性原理により原子の位置と運動量は確率的にしか知ることができず、ラプラスの悪魔は存在しないと考えられている。ラプラスの魔。ラプラスの魔物。
ラプラスのまもの【ラプラスの魔物】
⇒ラプラスの悪魔