出典:gooニュース
入江泰吉「1970年代の奈良」
入江が撮った1970年代の大和路 1970年11月、入江泰吉は初の本格的なカラー写真集『古色大和路』を出版し、大きな成功を収めた。その後、万葉の風景にも取り組み、『萬葉大和路』(1974年)や『花大和』(1976年)を発表。これらの作品は、奈良の社寺と自然を見事に表現したとして高く評価されており、1976年に菊池寛賞を受賞した。
モノクロからカラーへ 入江泰吉は時代の移り変わりをどう撮ったか
時代が移りゆくなかで、写真家・入江泰吉(1905~92)は大和路をどう撮ったか。60年代の作品約30点から入江のまなざしをみる展覧会が、入江泰吉記念奈良市写真美術館(同市高畑町)で開かれている。 東京五輪が開催され、生活様式も変化した60年代。すでに一定の地位を得ていた入江もカラー写真に挑んだが、当初は戸惑いがあったという。
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