出典:gooニュース
寅さんの恋の行方は…? 「高嶺の花」から「膝枕」まで、マドンナ像の“驚くべき変化”
ただ、渥美清=車寅次郎が国民的スターになるにつれて、寅さんは「いい人」になっていく。寅さんに惚れるマドンナすら現れ、観客もそれを不思議に思わなくなる。⑩八千草薫が「寅ちゃんとなら一緒に暮らしてもいい」と告白し、㉗㊻松坂慶子が第27作で「今夜ここに泊めて」と言って寅さんの膝枕で眠り、㉙いしだあゆみが寅さんの寝床にこっそり忍んでくる。時代が下るほど、寅さんは「男前」になっていくのである。
各地でマドンナに出会い…寅さんの稼業、「テキヤ」とはなんだったのか
テキヤの寅さんは、人間と社会のあり方を問いかけているのだ。〈 寅さんの恋の行方は…? 「高嶺の花」から「膝枕」まで、マドンナ像の“驚くべき変化” 〉へ続く (「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年1月2日・9日号)
「この俺じゃ駄目かな」と振り向いた寅さんが…風吹ジュンが明かす『男はつらいよ』撮影秘話
まだまだお元気で、寅さんも続いていくだろうなって思っていましたから、3年後の訃報は信じられませんでした。 気になる本編の蝶子さんと寅さんの関係ですが、私はフラれちゃったんだと思います。最初に頂いた台本では寅さんと油津でお別れした後、彼女は急に結婚して博多に去るのではなく、寅さんに連絡を取るような流れだったと記憶してます。
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