蝉丸の解説 - 小学館 大辞泉

平安前期の伝説的歌人。宇多天皇の皇子敦実 (あつざね) 親王の雑色 (ぞうしき) とも、醍醐天皇の第4皇子とも伝えられる。盲目で琵琶に長じ、逢坂 (おうさか) 山に住んで源博雅 (みなもとのひろまさ) に秘曲を授けたという。生没年未詳。
謡曲。四番目物世阿弥作。盲目のため逢坂山に捨てられた延喜帝の皇子蝉丸が、そこで髪が逆立つ奇病をもつ姉の逆髪 (さかがみ) に会い、互いの不運を嘆き合う。
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。元禄14年(1701)大坂竹本座初演。に題材をとって脚色したもの。